若者日記84 簡単な失敗は難しい
こんにちわ!わかさんです!
みなさんは失敗をしようとして失敗するという経験はありますか?
多分ありませんよね?
ある人は特殊な遊び又は生き方をしていますね!
失敗というのは基本みんなしたくないものだと思います。
ですが、失敗は意外としようと思ってもできないものということをご存知でしょうか?
例をあげてみるとすれば
1+1=?
2+2=?
皆さんは咄嗟に2と4を答えたはずです。
これを間違えてください。
と言われ、出された問題でも瞬時に答えることは難しいと思います。
(私は間違えることができたので、意外とできる人が多いかもしれません)
仮に間違えることができても正確な答えを言いたくてたまらないと思います。
これを統制不能の知能と言います。
私たちの脳は自動化されることが多くあり、意識して間違えることは難しいと言われているのです。
これはきちんとデータがあります。
先ほどの例のような実験ですが問題を多くして実験をしています。
それを紹介します。
この実験を行ったのはハーバード大学のダニエル・ウェグナーという方です。
実験内容は
男性17名、女性47名の大学生で4秒おきに質問文を読み上げ「はい」、「いいえ」で素早く答えさせます。
これに条件をつけます。
なるべくランダムな答えの配列になるように「はい」「いいえ」を適当に答えてください。
ということを参加者にお願いしました。
要約すると、答えは正解でも間違いでも何でもいいから適当に「はい」か「いいえ」を答えてください。というものです。
なるべく、同じ答えが連続にならないようにするのが難しいくらいですかね笑
質問文は全てで28個あり、そのうち20個は簡単な問題です。
残りの8個は難しい質問です。
簡単な質問⇨りんごは丸いですか?
難しい問題⇨イタリアのトランプには、ジャックが含まれていますか?
結果は簡単な問題の時に正しい答えを言ってしまう人は8割で、難しい問題の時の正解率は5割でした。
この結果から人は意識してしまっている答えを間違えることは難しいということがわかります。
もっとわかりやすく例えるとしたら以下のようになると思います。
・サッカーのリフティングをできる人が、できないふりをするのが難しい。
・自転車に乗れる人が乗れない真似をするのが難しい
といった風にできることをできないようにするには難しいことがわかります。
最後に
私たちは意識せずとも勝手にできることや当たり前と思っていることを意識せずとも身についていることが多くあると思います。
例をあげるなら…
・周りがこうしているからそれが当たり前なんだ。
・家族がこうだったから、この育て方が普通だ。
といったことがあると思いますが、それは本当に当たり前なんでしょうか?
それは自分の中でどこか勝手に当たり前になりそれが正解になっていませんか?
一度、当たり前と思っている既成概念を取っ払って考えてみるとまたおもしろい日々が見つかるかもしれませんね!
ありがとうございました!
以上、簡単な失敗は難しいでした!